2001年、経営悪化を理由とする労働条件の不利益変更問題でキャディのほぼ全員が加入し支部を結成。その後、残った4人が2018春闘で再結集を呼びかけてキャディーの過半数を占める支部を再建。以降、毎年春闘交渉を重ねて成果をあげてきた。
2018春闘 要求「ラウンド手当、賞与、作業手当・有給手当アップ」で平均月12000円を実現。
2019春闘 要求「退職金規定の改定と寮閉鎖問題」。寮問題を概ね解決。
2020・2021春闘はコロナ禍で交渉中止。
2022春闘は、①基本給の1万円アップ、②退職金規定の改定、③作業手当の1千円アップを要求したが、コロナ禍と自然災害の影響あり業種なので不安定経営なので組合の要求については応じられないと回答。その上で、会社から「ラウンド手当の50円アップ(年間で12000円相当)」の提案があり妥結。更に3月に臨時賞与(一人当たり10万円)が支給された。
2023春闘は、①基本給(7万円)の1万円アップ、②勤続14年以上のキャディについての退職金の支給限度年齢の変更、③ラウンド手当(4B1ラウンド現行1万円)に1千円増額、④作業手当の増額を要求。会社から要求には応じられないが、ラウンド手当を「1ラウンド当たり全てのバック数に150円増額」という提案があり妥結。
2024春闘は、これまで要求しても実現されることがなかった基本給の1万円アップを実現。
2025春闘では、更に基本給7000円アップを実現。
今後、組合として勝ち取りたい要求は「退職金規定の改定」である。すでに組合員9名中7名が退職金規定の支給上限14年を超えているので、「キャディが14年で事務職が34年」という支給上限の格差是正を何としても実現したい。