5・24派遣労働ネットワーク シンポジウム
「スキマバイトとは何か?その働き方を考える」

派遣労働ネットワークは中野麻美弁護士を理事長としたNPO法人。
派遣労働だけでなく非正規雇用全体の問題を調査研究し、取り組んでいる。

5月24日、派遣労働ネットワークの総会開催後に「スキマバイとは何か?その働き方を考える」シンポジウムが行われた。進行は派遣労働ネットワーク理事長・中野麻美弁護士。パネラーには加藤豊大(東京新聞記者)、中村真暁(東京新聞記者)、関根修一郎(派遣ユニオン書記長)、匿名B(なのはなユニオン組合員)。なのはなユニオンから3名が参加。
5・24 派遣労働ネットワーク「シンポジウム」
シンポジウムでは“便利さ”の陰で労働者保護や法のスキマをぬって広がっている働かせ方の是非が話し合われた。
スキマバイトを体験取材した東京新聞の記者からは「A社でマッチングした物流の仕事なのに、行ってみたらB社だった。」「C社のイベント会場設営スタッフのはずが派遣会社D社のスタッフに連れていかれた。」「急な欠員のために雑居ビルの1室で7~9時半まで待っているだけで3000円。男女数名が座って待機。呼ばれるまで勤務場所も業務内容もわからないのに仕事を断るとお金が支払われない。」などの怖い実態が話された。
匿名B(なのはなユニオン組合員)からは、3社のアプリを駆使して1日のうちA社で3時間、B社で3時間、C社で3時間働き1日約1万円を得ていること。不快な思いをさせられた体験として、スーパーの精肉店。包丁は使わないと募集にはあったのに、現場に行ったら女だから使えるだろうと使わされた。肉を機械でミンチにする作業を指示されたが、どの程度いれるのかなどの説明はなく機械をつまらせた。食器洗い業務でホテルに行った時、10名程いたが更衣室は使わせてもらえず、指示された着替え場所は男女同じところで、女性たちは交代で見張りをしてレジの裏で着替えた。ロッカーもなく私物は通路に置かれ、荷物や財布がなくなるなどの話を聞いたので、スキマバイトに行くときはスマホだけ持っていくとのこと。
突然のキャンセルで休業補償がないことについて、働く側には遅刻や欠勤を重ねるとアプリの利用が制限されるなど、厳しいキャセル規定が課せられているのに、企業は許される。また雇用主が行う評価も低い評価だと次回以降の求職への影響が懸念されて必要な苦情も述べにくいなど、労使対等ではないと感じたと。
派遣ユニオン書記長・関根氏は「スキマバイトと日雇い派遣は圧倒的に賃金が低く、究極の不安定雇用。この雇用が拡大すると安定雇用が壊される。日々紹介を含めて禁止や規制が必要だ。」と述べた。中野弁護士は「職業紹介とは継続する雇用やキャリアをどう形成するかに目的がある。その概念とは全くかけ離れている。」とし、職業紹介事業者の責任や労働者保護を定めたILO181号条約違反や違法な供給事業、労基法が禁じる中間搾取にあたる可能性などを注視していく必要を指摘した。

私は、派遣ネットシンポジウムにスキマバイト190件を経験した立場で登壇しました。まずは、実際にスキマバイトを行う際の流れ(アプリで仕事を受け、勤務を終えた後に評価をつける)を、写真で紹介しました。続いて、実際に経験したトラブルについて話しました。例えば、人間関係の難しさやハラスメント対応、直前のキャンセル、着替え場所がないこと、荷物の盗難リスク、前日になって仕事がなくなってしまったこと、また現場で直面した困難からスキマバイトが時に軽く扱われがちな実態について話しました。現在、私はご縁があった企業で直接雇用されており、スキマバイトの方々と一緒に働く立場でもあります。その中で、問題を起こす方への対応や、従業員としての苦悩も経験しており、その実情についても話しました。
スキマバイトは、簡単に仕事を得られる便利なサービスである一方、制度や対応が曖昧なグレーゾーンも多く、課題もあります。しかし、ライフワークバランスに合わせて働ける柔軟さや、合わない職場には行かないという選択ができるので、私はこの働き方に助けられてきたことにもふれました。
匿名B(なのはなユニオン組合員)
高齢者雇用安定法ガイドライン
「Q&A 1-5と1-6」 削除
2023年12月に「成田空港株式会社の再雇用制度は高齢者雇用安定法と労働契約法に反する。」と提訴した裁判の判決が2024年3月27日、東京地裁にて敗訴となった。そもそも裁判を提訴した要因となったのは会社の再雇用制度である。会社は厚生労働省の高齢者雇用安定法のガイドライン「Q&A1-5」を元に作成した制度なので問題はないと交渉で主張。組合は、「Q&A1-5」の削除を全国ユニオンと共に求め続けた。
その結果、2025年4月1日に公布されたガイドラインから「Q&A1-5」「Q&A1-6」は削除され、2025年6月6日高年齢雇用安定法Q&A改訂に関する「国会答弁」が出た。
[そこに至る組合の取り組み]
- 2023年3月23日、同年10月26日、全国ユニオンと厚労省との春期・秋期交渉において、成田空港株式会社の再雇用制度を実例にあげて、「Q&A1-5」は雇用があれば労働条件が悪くなってもよいという再雇用制度の作成を可能とする。こうして作成された再雇用制度は高年齢法の主旨「高齢者が安心・安全に働く」に反しているのではないかと、問題を提起。厚労省は「雇用が確保されれば継続雇用制度を導入と解釈されるので見直しは考えていない。」と回答。
- 2024年3月28日 全国ユニオンと厚労省との春期交渉において、再度問題を提起する。厚労省は「労働条件を引き下げていいとは言っていない。引き下げていいと会社が言うとしたら、それはQ&Aの間違った解釈。ひどい誤訳である。」と回答。
- 同年5月24日 「非正規雇用労働者の待遇改善と希望の持てる生活を考える議員連盟」の総会があり、なのはなユニオンが高齢者非正規問題についてヒヤリングを受ける。総会後、厚労省は非正規雇用議連連盟事務局長・石橋参議院議員に対して「しかるべき時期に廃止する予定」と返答。
- 同年11月13日 福島参議院議員立会で厚労省と話合い、Q&Aの改正を3月末に行う、その改正に向けて労使団体(経団連、連合)から意見を聴取することを確認。
- 同年12月13日 連合が全国ユニオン(なのはなユニオン、シニアユニオン)にQ&A改正に向けたヒヤリングを行い、Q&A全体の改正点について問題を提示。
- 2025年2月21日 福島参議院議員立会で厚労省と話合い、Q&Aの改正に向けた進捗状況と改正の概要を聞く。
- 同年3月13日 全国ユニオンと厚労省との春期交渉にて、厚労省は「労使団体からも削除で返答をいただいた。3月末で見直す。」と回答。
- 同年5月28日 福島参議院議員からQ&A1-5と1-6の削除理由と改正後の周知と指導について、「高年齢者雇用安定法Q&Aの改定に関する質問主意書」を国会に提出していただく。
- 同年6月6日 総理大臣名にて「答弁書」が出される。そこには「事業主が客観的かつ合理的な理由なく賃金を引き下げる等の「労働条件」に変更してもよいとの誤解を招く旨、削除」したこと。また「ご指摘のような「企業」を把握した場合には、必要に応じて「削除した理由」を「説明」しつつ、事業主において改善されるよう、これを促す「指導」を行うこととしている。」と明記。
成田空港株式会社に対する高等裁判が開始される。裁判において総理大臣答弁が活かされ、高年法の主旨「高齢者が安心・安全に働く」は雇用があればよいというものではなく、労働条件の内容も問われることを意識した判決が出されることを切に願う。裁判のご支援をお願い致します。
成田空港事件裁判 7月22日(火)14時 817号室 東京高等裁判所
解決しました!

学習塾 セクハラ及び不当な懲戒解雇
Wさんは学習塾の講師としてアルバイトの期間も含め約7年勤務してきたが、体調が優れず、通院受診したところ入院手術が必要であることが発覚。その治療のために一時入院しなければならなくなったために休職を申し出たところ、代表である塾長が認めず、無断で休んだと懲戒解雇を通告された。
Wさんが相談に来所され、一方的に懲戒解雇させられたことだけが問題ではなく、勤続中に長らく塾長よりセクハラを受け続けて来たことも判明。また交渉を申入れ直後には、自己都合退職であると勝手に記載されてハローワーク印も押印された離職票が一方的に送り付けられた。
1回目の団体交渉に参加した塾長は、学生時代に学生運動をやっていたことを自慢げに話し、反省する様子も全く無く、セクハラに関しては一貫して認めなかった。セクハラ問題に関しては、塾長とWさんが近くに住んでいて、相手側からの嫌がらせや報復を懸念したため、加害者である塾長に対して厳しく追及し、謝罪させることは適わなかった。しかしながら、正当な事由の無い一方的に通告して来た懲戒解雇は撤回させ、離職票を自己都合退職から会社都合退職に修正させ、Wさんが自分だけで交渉していたら取れなかったであろう額の解決金で妥結するに至った。
オリエンタルランド 契約不更新
今年3月5日、オリエンタルランドで5年近く働いてきた準社員のFさんは、指導確認書を他の人よりも多く提出しことを理由に、契約不更新を会社に突き付けられ、雇用を継続したいと相談に来た。
指導確認書を書いた内容は、業務中の小さなミス(●期限の古い物から使うこととなっているのに、新しい物を使ってしまった。●エビを多く揚げてしまった。●風邪で欠勤した時に、1時間前に電話しなければならないとなっているので電話したが繋がらず、気づいたら1時間前をきってしまっていた。)だった。組合は、上記理由で指導確認書を書いたとしても、契約不更新の合理的・客観的理由にはならないということ、また、指導確認書は始末書ではないとの確認を会社からとっていたので、指導確認書を勤続5年間で7・8回書いていたとしても契約不更新の理由にはならないということで、会社に交渉を申し入れた。同時に勤続5年を超えていたので、Fさんから無期雇用への転換を会社に申請し、団体交渉を行う前に、Fさんは有期雇用から無期雇用に転換。その後行われた第1回の交渉で、会社は契約不更新を撤回。Fさんは元職に雇用継続となった。
職場の熱中症対策は使用者の義務

6月1日から職場の熱中症対策が使用者に義務付けられた。改正労働安全衛生規則では熱中症対策の対象を屋内に加え、屋外作業にも拡大。屋内・屋外を問わず、気温や湿度などから算出する「暑さ指数」(WBGT)が28以上か、気温31度以上の環境で、連続1時間以上か1日4時間を超える労働が対象。重症化を防ぐための応急処置などの手順をあらかじめ作成・周知することを求め、対策を怠った場合は6ヶ月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科せられる。
★(株)アッカインターナショナルは、春闘交渉で熱中症対策を会社に求めたがゼロ回答だったので、再度熱中症対策の具体化を求め交渉する。
皆様の職場の熱中症対策は大丈夫ですか。
■なかまから
はじめて「アクション」に参加して感じた「自由」

ユニオンに加入してまだ1年。それでも「アクション」にはかなり参加していると思う。
「どうも不思議なのだけれど、あなたが毎回アクションに参加する理由は何?」と委員長に聞かれ、自分でもあらためて「なぜだろうか」と考えてみた。
そもそも私は一介の性格温順なサラリーマンに過ぎず、労働運動にも、政治運動にもかかわることなく、静かに生きてきた。
そんな私が「アクションへの参加を呼びかけます」という組合からのメールに応じて、「舞浜」駅に降りたったのは平日の朝。改札をでると、ディズニーランドの開園前のすこし高揚した観光客の真っ只中で、異様にきわ立つ場ちがいな集団がすぐ目にとまった。一様にやや険しい表情で、地味な服装にそれぞれ腕章をつけ、色とりどりののぼりを掲げた二,三十名の年配者たち。それが全国ユニオンのみなさんだった。
ぞろぞろと歩いてオリエンタルランド本社の正門前に移動し、そこで「アクション」がはじまった。私がはじめてアクションに接したのは、実にその場においてである。要は企業に対する抗議行動で、拡声器で演説し、ビラを配布し、あるいは企業に申入書を手渡して、最後にシュプレヒコールを上げる。街中で、駅頭で、ときおり見かける行動である。
いままでの私ならば、「あの人たちは何をしているのだろう」とちらと考え、そしてそれ以上の興味を持つことなく、通り過ごしてきたにちがいない。よもやいつの日か、自分が「あの人たち」の側に立って、道行く人々から横目に見られる日がこようとは思いもよらなかった。この視点の交替。意識の転換。
昔、いつ始まっていつ終わるのかわからない旅を続けていたころ、インドの鉄道の駅前広場で野宿をしたことがある。臆病な私は、インドの貧しい人々の中に混じって自分が野宿をするなどそれまで夢想さえしなかった。おそるおそる横になり、星空を見上げながら案外ぐっすり眠った。夜明け前に起きだして、水場で顔を洗うと、理由はわからないが、自分がとても自由になった気がした。
後年の私がアクションに参加して感じたのも、この自由な解放感であるような気がする。
「自分はいま、こちら側にいる!」これほど容易に、反対側に立つことができる。いちど「こちら側」に立てば、もはや「あちら側」から無関心に見過ごすことはできないだろう。私は自由に行き来する双方向的な視点を手に入れたといえる。
…というほど大げさなことではなく、たんに目新しい経験が好きだというに過ぎないのかも知れない。もちろんそれもある。しかしそれでもいいと思う。いくつになっても、どんな立場でも、精神の身軽さを持ち続けることは、自 分にとって気持ちのよいことである。
2025年6月18日 三橋 幸司
アクション時の必需品である幟をたてるポール3本のうち2本が壊れ、1本も壊れかかっていました。そのことをアクションで気がついた三橋さんからポール寄贈の申し入れがあり、ありがたくお受けしました。次回アクション時には、新ポールになのはなユニオンの幟がはためきます。
パワフルな国会議員 大椿ゆうこさん

雇い止めにあった非正規雇用者として立ち上がり国会議員になった、大椿(おおつばき)ゆうこさん。
労働組合活動を経て参議院議員になった彼女を応援する「政治は変えられる!大椿ゆうこと一緒に」という集会が6月5日に連合会館で開かれました。なのはなユニオンや全国ユニオンの人たちも会場に来ていました。
まずは、プロジェクター映写で、国会質問や街頭宣伝でのパワフルな大椿さんの発言が紹介されます。街頭宣伝では右翼の挑発に負けず、「その抗議行動をストライキに変えろ」と異例の呼びかけ。
次に、こういう集会のお約束で、大椿さんを応援する多彩な人々が挨拶されていきます。関西生コン事件を追ったジャーナリストの竹信三恵子さんは「『闘う労働組合が必要』と国会でスパッと言える大椿ゆうこさんは絶対に必要」と訴えました。不偏不党の立場で社会活動をしている某氏もかけつけて「本来の活動を差しおいてまで大椿さんを応援している」という趣旨の発言。長野からやってきた応援団は「限界、限界、がまん限界。賃金よこせ、コメよこせ。まかせろ、まかせろ、椿にまかせろ」のラップ(?)を披露。
投票に行こう!
第27回参議院議員選挙
7月20日投票
※期日前投票
7月4日~7月19日
最後に、真打ち、大椿さんが「決意」を述べました。常にはっきりとした口調で大きめの張りのある声で話します。2年前繰り上げ当選で国会議員となり、希望がかなって労働問題を扱う厚生労働委員会の委員になることができたことを嬉しかったと語ります。「質問を選ぶとき、法案の審議もありますから全てがそうではありませんが、
それでもとことん労働問題、労働者にひきつけて質問を作る。そういうことにこだわり続けてきました」という言葉に、大椿さんの姿勢が凝縮されていたと感じました。7月20日の参議院選挙の後もまた、大椿さんが国会で活躍できることに期待したいと思えた集会でした。
(片)
全国ユニオン主催「ビアパーティ-」
今年も開催。
7月18日(金) 18時30分開始
Ike-Biz 6階
誰でも参加できます。チケットは3000円ですが、なのはな組合員は個人負担1000円。
参加を呼びかけます。
参加したい方は組合にご連絡を!

【《昭和~平成》:ヴィンテージとレトロ、その狭間の中で】第24話
《トライポフォビア》・集合体恐怖症

皆さんは『蓮コラ』と呼ばれるエゲツナイ・モノを御存知でしょうか?
狭義には『蓮の花弁』を人の肌に埋め込んだ気持ち悪い合成画像のことなのですが、広義には『ボツボツ』や『斑点』などの肌に起こった画像や動画を指し、それに不快感を覚える恐怖症を《トライポフォビア/集合体恐怖症》というそうです。
私はこういった「人の肌にコラージュされた蓮のボツボツ」を見ているだけで、身体中が痒くて・痒くて・痒くて! そう、私は間違いなく『集合体恐怖症』です。しかも、見たくもないのに、何故か見てしまい、そして身体中を掻きむしってしまうのです。怖いもの見たさ、なのでしょうか? それでも、まだコラ(=偽物)だから我慢できますが、本物(もしくは本物と思しき)動画、例えば……
子犬(野良犬)の両耳に、ブドウの房のように密集している無数の『マダニ』の動画。
頭髪に産み付けられた、おびただしい数の『シラミの卵』を剃り落とす動画。
足の裏に巣食い、もはや黒ずんで壊疽をおこしている『ツチダニ』を抉り取る動画。
動物の皮膚下に蠢くウジ1つ1つを引っこ抜き、そのポッカリと空いた丸い穴ボコ……
こうして書いている今この瞬間も、身体が痒いのです。こういった動画を1度でも見てしまったならば、最早『余計なお節介』機能の付いた今日(こんにち)のデジタル・コンテンツは、次々と「あなたにオススメ」と称して紹介してくるのです。そんな画像や動画は、説明抜きに視覚的に認識しますので、国や対象に関係なく、物凄く強烈です。
4~5年前でしょうか、私が内装会社の営業として勤務していた際に、ある日、アパートの空き部屋から畳の回収をした時の事は、間違いなく生涯忘れないでしょう。
それは今の季節のように暑い時でした。私は出先から帰社する途中で、その畳を引き上げて来るよう言われました。特にその手の仕事は珍しくないのですが、その直後に起こった出来事は《トライポフォビアン》の私の人生に於いて「最強・最悪の経験」でした。
「ん? なんだか痒いな……」そう思ったら、全身が堪らなく痒い。軽トラを運転しながら、ただならぬ異変を感じていました。果たして、帰宅して、裸になり、恐る恐る鏡で見ると、何と、身体中にブツブツが出来ているではありませんか! ムキョオオオッ!!
それは畳に付いた見えない無数のダニの仕業。あの時、畳を上げた時に見たネズミの落とした糞が何よりの証拠。もう発狂寸前でしたね。直ぐに自宅に常備している『市販薬の中でも強力と云われる局所麻酔の入った虫刺され』を塗りまくって、何とかその日は耐えました。しかし翌日は日曜日。行きつけの皮膚科は休診です。家族経営の会社なので社長に月曜日の欠勤を打診すると「その程度で?」くらいの反応でしたよ。私はこの事もあって「こんな会社、やってられん!」と、辞めた大きな要因の1つとなったのでありますが。
自分の汗で汗疹のブツブツが発生し、日光湿疹で紫外線に当たった顔や首に『蕁麻疹』が出来るほど肌の弱い私は、そんな恐ろしいダニに刺された後の我が身に起こった、全身の赤い小さな無数のボツボツは、湿疹どころか失神するところでした。
こういった近年の自分に起こった皮膚疾患は写真に記録しておりますが、色んな意味で割愛させて頂きます。
人は少々の痛みには耐えられるそうですが、痒みには耐えられない人が多いと聞いたことがあります。皆さんは、こういった痒くなる経験やモノ、ありますか?それでは皆様、今月も御安全に! (HK)
(H・K)
☆☆ おしらせ ☆☆
6月26日(木)14:00 | 関西生コン裁判 103号室 |
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6月27日(金) 8:30 | OLC株主総会 海浜幕張メッセ&本社前要請行動 |
6月28日(土)18:00 | なのはな執行委員会 |
7月10日(木)16:00 | 首都圏幹事会 |
7月18日(金)18:30 | ビアパーティ IKe-Biz |
7月22日(火)14:00 | 成田空港裁判 817号室 |
7月26日(土)18:00 | なのはな執行委員会 |
8月23日(土)18:00 | なのはな執行委員会 |
9月 6日(土) | 全国ユニオン大会 |
9月27日(土) | なのはな定期大会 |
共済だより [6月給付]
交通災害 1件
傷病見舞・休業(120日以上) 1件
※該当する事由が発生したら、すぐに組合にご連絡下さい。
※未加入で、加入したい方もご連絡下さい。共済費は月800円です。
なのはなトーク

吹き替えで味わう、韓国ドラマの面白さ
最近、日本語吹き替えで韓国ドラマを観るのがちょっとした楽しみになっています。自分はロービジョンということもあり字幕を読むのが難しいのですが、吹き替えなら内容をしっかり理解でき、無理なく作品の世界に入っていけるのがありがたいところです。
きっかけは、話題になっていた『愛の不時着』です。あまりにも有名すぎて少し距離を置いていたのですが、試しに観てみたところ予想以上に引き込まれました。そこから『梨泰院クラス』や『イカゲーム』『涙の女王』などいわゆる定番の作品を続けて観るようになりました。
どれもそれぞれの魅力があり人気の理由がよくわかります。韓国ドラマは物語の構成がしっかりしていて登場人物の描き方も細やかで人間関係や社会的なテーマの扱い方にリアリティがあり単なるエンターテインメントとしてだけでなく考えさせられる部分もあります。
吹き替えで観ることによって、目に負担をかけることなくストーリーを追えるのは自分にとって非常に助かっています。音だけで十分に状況が伝わるような演出やセリフも多く映像に頼らずとも作品に没入できる感覚があります。
今は評判のいい作品や気になったタイトルを少しずつ観ているところです。特別な知識がなくても楽しめるものが多く、気構えずに手を伸ばせるのも良い点です。特に韓国ドラマの魅力はわかりやすさと奥深さのバランスにあるように感じています。定番作品に絞って観ていますがどれも完成度が高く安定した面白さがあります。
これからも無理のないペースで気になる作品を少しずつ楽しんでいこうと思っています。吹き替えという手段があることでこうして新たな趣味のひとつが増えたのはちょっとした発見でした。
(T・O)
